2011年

11月	大会	レポート
26日(日)	第36回河口湖日刊スポーツマラソン	河合・鈴木
河合　河口湖マラソン大会は関東圏で開催される近場の大会であり、以前から出場してみたいと思っていたが、日程が合わず今回が初出場であった。　一昨年の勝田以来、約２年ぶりのフルマラソンということと、練習において長い距離は踏んでいなかったので、当面の目標は３時間を切れれば良いとかなという思いでの出場であった。　スタート時間は８時と早いが、レースコンデションにも恵まれ、そんなに寒くは感じられず、後半も気温が上がらず暑くならなかった。　スタートしてとにかく５ｋｍ２０分ペースで行けるところまで行こうと決め、ちょうど２０分ペースを刻む良い集団があったので２５ｋｍまで流れに乗り、ほぼそのペースで進むことができた。　３０ｋｍから若干のロスもあったが、ほぼイーブンペースでゴールすることができた。　無理せず、ペースを守ったことで、４位入賞と言う「おまけ」までいただいた。　今回は、この大会に何度も出ている鈴木さんのアドバイスも参考になりました。ありがとうございました。鈴木　自身は、５月から体調を崩し、また、膝の痛みも引かず夏場は全くと言って良いほど走り込むことが出来ませんでした。秋になってやっと少しずつ走り始めることができるようになりましたが、練習不足は否めず、体も絞れておらず、湘南国際も府中多摩川も無残な結果に終わりました。　今回もとても走り切れる状態ではなく、１周２７ｋｍで途中棄権となってしまいました。　とても悔しいですが、病気を治し、きちんと練習を積みまた２月のフルマラソンに挑戦したいと思います。　河合さんは全く見事としか言いようのない走りでした。力をいただきました。　本当におめでとうございます！ (河合さんゴール、賞状授与、45～54表彰) (2011.11.26)
13日(日)	第11回陣馬山トレイルレース	遠藤(英)
陣馬山トレイルレース　２０１１　11月13日（日）23.54km （参加者…遠藤治直・英里子）一昨日の雨が嘘のような秋晴れでのスタートでした。この日のために週末のロング走を含めて週トータル35kmで練習を重ねてきました。が一昨日からまさかの腹痛、加えて体調不良で 11月3日のシンデレラトレイルランニングの練習会に欠場が痛手でした。　レース開始から上りが続きました。上りは歩き、下りで取り戻すようなスタートでした。また山道は遠足状態の大混雑ｸA靴覆なか前へ踏み出すことが難しい箇所が何度か続きました。一定のペースを保ち走り続けることはとても出来ませんでした。折り返し地点を過ぎるところで既に腹痛頭痛が続きました。7km近くロードが続く辺りは突然の右足膝の激痛で（おそらく下りのペースをあげすぎた負担でか）走ることが出来ずほぼ歩きました。がんばって走ろうと走り出すとすぐに右膝の激痛が襲い魔の7kmでした。　山道に戻ると下りが続きました。スピードに乗って走り出すと胸が激痛で休んでは走る状態で女子選手にも大分抜かされました。ロードに出て最後の一キロもしんどいものでした。ゴール間近で女子選手に抜かされかけたので体力気力精神力の限界の中で有り余る力を振り絞り全力疾走してなんとか閉門前にゴールしました。　主人に伴走してもらい走ることができた貴重な大会だったにも関わらず不甲斐ない結果に終わりました。またトレイルランナーとしてのマナーをもう少し身に付けてから次回大会にのぞみたいです。すれ違う登山者に対して元気のないときはお礼が言えなかったりペースが落ちた時の下りでの待ち位置が難しかったりと課題もたくさん残りました。沿道で町の皆さんが応援してくださったり山道入り口の住民が小さい子供たちなど応援してくれたりとそのような声に励まされる場面も多々ありました。また青梅マラソンのようなアットホームな感じさえ感じることができました。　今回の屈辱を晴らすべく来年の青梅マラソンに向けてロードの練習を頑張りたいと思います。何とかゴールできたのは伴走してくれた主人のおかげと感謝しております。 (2011.11.16)

10月	大会	レポート
30日(日)	町田市民体育祭陸上競技	田中(一)
今年の町田市民体育祭陸上競技は、町田走友会からは比較的多くのメンバーがエントリーしたので、リレーにも参加する事が出来ました。まずは壮年男子1500ｍ。石井彰さんが先頭に立ち、先頭集団は３人でレースが進む。大きく遅れて私と亀井さん。伴走者を含めて５人しかいないが、伴走するには快適だった。最後の一周でスパートした小林選手が４分43秒台で40才代の大会新。２位は石井さん。二人に周回遅れにされて４番目にゴールした亀井さんは、50才代で優勝だった。朝、私が忙しくてあまりアップが出来なかった割には良く走れていたので、5000ｍが楽しみだ。２番目の種目は、女子3000ｍ。いだ天クラブの矢野さんが高校生相手に頑張っている。最近、練習が充実している様子がうかがえる。結ちゃんも走っていた。社会人１年目であまり練習出来ていないのに参加して頑張っている。そのレースを見ていた賢司くんに声を掛けると、「母親が参加してるんです」という事だった。朝から女性と来ているのを目撃していたが、若く見えたので絶対に彼女だと思い込んでいた。お母さんは最近走り始めて、今日はデビュー戦。ペースは遅いが最後まで綺麗なフォームで走り通して、祝時間内完走！そのまま何キロでも走れそうに見えました。そして10時から壮年男子5000ｍ。河合さんが積極的に前に出て50才代の大会新。60才代でも五十嵐会長が後半追い込んで大会新。40才代は1500ｍと同じ小林選手と石井さんが１位２位でした。私は亀井さんと共に計画的マイペース。前半12分20秒、後半12分01秒。目標24分30秒に対して、24分21秒で走れました。これなら４日後の湘南国際マラソン10キロで50分切りが期待出来そうだ。 5000ｍをゴールするとマイルリレーがあるのでコールへ直行。初めてなので、みんなでルール説明を聞いてからスタートした。１走の崎田さんは、アップ不足でイマイチペースが上がらない。２走の賢司くんが58秒で唯一の60秒切りを果たすが、３走の長澤さんは風邪気味を押して64秒。４走の私は66秒かかってしまった。高校生チームの欠場で１チームだけのタイムトライアルになってしまい、ちょっと寂しかったが、４人で完走できた事は良い思い出になりました。次の種目まで時間が空くのでおにぎりを食べると、河合さんが職場の後輩を二人連れて来た。二人共私と同じ位の実力なので、レースが楽しみになって来た。一般男子5000ｍは、予想通り崎田さんの独壇場だった。終始独走して、15分45秒の自己ベスト。２位には河合さんの後輩が17分50秒。その後は高校生が入り、続いてもう１人の後輩が私と激しく競り合って一般の３位に入賞した。私は目標の17分台を出せませんでしたが、最後まで競り合う事で諦めないレースが出来ました。 5000ｍの後ダウンをしていると、脹ら脛に痙攣がきた。本日最後の出番、一般男子1500ｍは欠場を考えたが、走り出してダメだったら１周で棄権する事に決めてスタートに着いた。高校生６人と町田走友会３人。スタート直前に崎田さんが「高校生には負けたくないな」と挑発的発言？。号砲と共に飛び出して行く高校生達。それを崎田さんは後ろから縫うように追い越して行き、賢司くんも集団に付いていく。私一人だけが最初から遅れ出した。出来れば４分台で走りたいと思っていたが、１周目77秒、２周目２分43秒。タイムは諦め、前から落ちて来た賢司くんと高校生を捕まえる事に専念する。結果はラスト１周で高校生２人を引き離した崎田さんが４分22秒で１着。その後高校生が６人続いて、５分10秒92の私が一般の２位。前半の無理がたたって失速した賢司くんは３位になった。マイルリレーで全力出し切っていたらしい。私自身は低調な記録しか出せませんでしたが、朝から沢山の事があり、思い出深い大会となりました。 (2011'11'2)
16日(日)	第2回甲州フルーツマラソン大会	松谷
１０月１６日は、前日から心配していた雨もあがり晴天で景色がすばらしい中、昨年ハンガーノックで失敗した甲州フルーツマラソン大菩薩コースに再挑戦して来ました。このレースは２３ｋｍの片道コースです。スタートとゴールの標高差が１２００ｍの登り坂ばかりなのでいわゆる「十八番」でしたが、昨年の失敗から目標は２時間切りのみ。順位は種目の入賞枠が５０才未満一括で８位までだったので無理だろうな～と思っていました。ところで、昨年のハンガーノックですが、昨年はレース前日にトレランした後に走った連中と打ち上げもあり、食べ物がおでんとか唐揚げとかばかりで肝心の炭水化物がほとんど摂れませんでした。そのため翌日のレースでは１５ｋｍくらいからガックリとペースが落ち、残り５ｋｍからは歩くことしか出来なくなってしまったのでした・・・。さて、そんなトラウマを抱えながらも、いざスタートすると無理のないペースで進むものの最初の１ｋｍくらいで１１番目くらいだったのが、その後も少しずつ順位を上げて序盤は６位を維持でき、後ろもかなり離れてしまった様子だったので、それならば～と、いつの間にか入賞めざして走ることになりました。ところで序盤とは、自分の感覚では７．５ｋｍまでの片側１車線の広い道路のことです。この区間は昇りが多いものの下り坂も含む起伏のコースでそこそこ高速で走れます。その後はほぼキツい登り一辺倒になります。その昇りばかりの中盤は、途中からこの大会の前身の「大菩薩峠登山競走」のコースになり、自分にはお馴染みのコース。ちなみに自分ではこの狭めの一般道の区間が終わる１４．５ｋｍの「裂石」という場所までを中盤と位置づけてます。この道路の周りには点々と民家があり、人が出てきて応援が暖かい区間です。一方、暖かいのは応援だけなら良かったのですが、中盤はとても日当たりがよく急な登りでスピードが落ちて空冷効果が減り暑くなって来ました。たまに日影があるのは道路の右側なので極端にロスがない限り右側を走りました。１０月半ばなのに直射日光を避けて走ることになるとは・・。この中盤の最後の頃に前方から２名がペースダウンしてきて抜くことができ、４番目の好位置で本格的に山に挑んでいく林道区間の終盤に入りました。終盤は基本的に全面日影で涼しく走りやすいですが、路面が乾いておらずグリップのロスがあるかも。靴底がスポンジ状の素材のシューズの方がグリップしそうですが僕はこの日はゴムっぽい全面ＡＨＡＲ底のシューズ（ＴＲ－ＴＡＲＴＨＥＲ）でした。でも逆にグリップしすぎてもフクラハギに強い負荷が掛かりそうなのでどちらが有利かはハッキリ言えません。ちなみにＡＨＡＲ（エーハー）というのはアシックスの靴に採用されている減りにくく滑りにくい素材の名前です。さて、終盤に入ると、序盤から良いペースで先行していった選手が前方に見え隠れし、抜ければ３位か～なんて順位を意識したりしながら進んでいたら、終盤の半分も行かない頃、先ほど中盤の最後にペースダウンして一度は引き離した選手が盛り返してきて、あっという間に先行されて５位に・・・。レース後にご挨拶したら、その人は富士登山競走では僕より３０分も速い超強豪選手だったので、このペースは当然でしたが・・・。で、僕は抜かれた後も自分のペースで無理なく進んでいたところ、残り４ｋｍを切った頃に左フクラハギにキツい痙攣が発生！このレースの大詰めで大ピンチに見舞われました。ここは、とにかく少しペースを落として走る体勢を維持するしかない・・・。低速で走っている間に痙攣が治まってくれるのを信じて待ち、５００ｍほどペースダウンしましたがなんとか痙攣の波が引いて無事普通に走れるようになりました！ヨカッタ～。その後は無理は禁物と若干手綱を緩めつつも最後まで無難なペースでレースを続けることができ、他に２箇所ほど痙攣がありましたが、それらはペースに影響するほどでなくうまいこと乗り切って無事５位でゴール。１時間５２分１８秒でした。タイムの目標もクリアでき、入賞のオマケもついて納得のレースができました。レース後はゴール地点から１ｋｍほど山を降りた場所に待機していた下山バスで大会会場に戻り、表彰式。先に崎田さんがハーフをダントツの１位で表彰され、その後しばらくして大菩薩コースの表彰式が行われ、メダル・賞状・副賞のぶどう２ｋｇ・記念タオル（５００円で会場で売られていたものみたい）などを貰い、会場で振舞われていたワインなども飲みほろ酔い気分で帰りました。 (2011'10'17)
16日(日)	10月練習会	田中(一)
参加者：３名(西谷、石井、田中) 午前中は雨の予報だったので天気が気になったが、朝には雨が上がり意外と練習日和になりました。最近故障者が多く、出欠の連絡は不参加の返事が多かったので少人数を覚悟して旭町体育館に行くと、予想以上に少ない結果で８時05分まで待って１人でスタートする事になった。成瀬の体育館から西谷さんが１人で出発して先行している筈なので追いかけてみましたが、８時31分に成瀬の体育館を通過して中山駅まで追いかけても全然姿が見えません。前夜、緊急の飲み会で５時間呑んでいた体では、これ以上深追いすると危険だと感じて、中山駅で引き返してしまいました。予定通り成瀬の体育館から出発した西谷さんは、みんなに抜かれないように必死で鴨居駅まで逃げて、旭町体育館まで戻ってから帰宅したそうです。西谷さんゴメンナサイm(_ _)m 中山駅で折り返した私は、１キロ近く走った所でいいペースで走ってくる石井彰さんに出会いました。用事を済ませてから来たので、成瀬の体育館を９時近くに出発したそうです。「中山駅までならもう一度一緒に走ろうかな？」とも思いましたが、鶴見川の合流点まで頑張ると言われて簡単に諦めてしまいました。石井さん、ゴメンナサイm(_ _)m 今月はレースや用事のある人が多く、３名参加と言ってもバラバラで個人練習になってしまいました。来月は上手く一緒に走れると良いですね。 (2011'10'16)

8月	大会	レポート
28日(日)	おんたけスカイレース	長澤(泰)
2年ぶりの本大会。2年前は、下界に下ってきたところで、余りの暑さと疲労のために完全に走る気が失せ、 3kmほど歩くという有様だった。また大会直前まで実家に帰省していたために、本番でその疲れが出て、軽い高山病になってしまった。そんな辛い記憶も1年経つうちに薄れて、お鉢巡りの楽しかった甘美な思い出だけが思い出されてしまうもの。そんな楽しい思い出が、昨年もエントリーに駆り立て、生憎仕事の都合で欠場となったが、結局今年もエントリーしてしまった。今回はコンディションを考えて、帰省を2週間前にしたのだが、なんと1週間前に寝冷えで風邪をひき、23(火)24(水）と発熱し、完治しないままに本番に臨むことになった。富士登山駅伝の練習会では山走りは好調であったが、結局トレイル練習はゼロ、おまけにこの1週間は風邪で走行距離はゼロであった。前日受付でフィニッシュ地点の松原スポーツパークに行くが、たくさんあった販売ブースは2つくらいしかなく、かなり寂しい状況だった。今回も2年前と同じ旅館に泊まったが、宿泊者が今年は非常に多く驚いた。前夜には雷も鳴り、雨も降っていたが、起床した4時には上がっており、御嶽山山頂まで行けることになった。今年は、突発的な衆議院の解散もなく、スタート地点は予定通り王滝村の王滝小・中学校だった。これだけでも距離で3kmほど、標高で20m?くらい得した気分である。今日の目標は、昨年女子3位に入った妻の記録を破ること。でなくば、家に入れてもらえないらしい。それに加え、一昨年の自分の記録は最低限クリアしたかった。が、実際は風邪をひいていたので、自信もなく、記録は全く読めない状態であった。スタート位置は、やや控えめに最前線から10mほど後方。例年通り王滝神社の神官が来られ、皆で2礼、2拍、1礼。外国からの参加者も面白そうに見よう見まねで行っていた。そして、スタート。しばらくロードが続く。余り無理をせず、付いて行く。途中、Wさんに会い、少し会話して、Wさんは前に行ってしまった。大又から林道に入るが、ここまでは割りと順調で40位以内にいたと思われる。林道に入ると、妙にきつく、非常に長く感じた。少しずつ後方のランナーに抜かれるが先は長いので仕方ない。林道が終わり、スキー場への登山道をほぼ歩いて登る。だが地獄のスキー場に出る前辺りから、早くも、両ふくらはぎが攣る一歩手前まで来てしまったのは誤算であった。ややネガティブになっていると、両ふくらはぎが攣る前に、スキー場に出たところで、左足甲が急に丸まり、普通に歩けない。足の裏が攣ったようだった。体勢を整え、足の甲を正常に戻し、スキー場へと入って行く。昨年は高山病になり、抜かれた記憶くらいしかなかったが、今日は割りと調子も良く、たまにランナーを歩いて抜くこともできた。歩いているうちに、ザバスのピットインリキッドを吸う。早め早めの補給が大切である。フラットなエリアに出て、走ろうとすると、今にも両ふくらはぎが攣りそうで、歩くことしかできなかった。それでも、田の原の第1チェックポイントを通過するまで、両ふくらはぎは攣らずに済んだ。雲の上らしく晴れていた。チェックポイントのエイドで2杯水を飲む。ここからフラットな砂利登山道であったが、爽快に走れず、足をひきずるように進む。やがて、木製の階段や岩場となった。一昨年2回両ふくらはぎを攣ったエリアだ。なんとか攣らないように登っていたが、岩場は安定しておらず、その度に足に変な力が加わった。そして、来るべきものは来た。両ふくらはぎだけなら良かったが、両腿の内側も攣ったりした。足を伸ばして、とりあえず痛みを引かせ、また登る。そして、また攣る。一昨年に比べ、症状が酷いのでリタイアしようかとネガティブになったが、行けるところまで行くかと考え直した。だが、症状は改善しない。今度は、両腿の外側も攣った。どうやって痛みを引かせるのか分からないし、歩けないこともなく、痛いままに登る。抜かれることは不愉快であるが、登山自体は非常に楽しく感じられた。王滝山山頂のエイドで水2杯をおいしくいただいた。硫黄臭がしだす中、前方にはっきり見える御嶽山山頂へ登り出すと、コーラを用意した私設エイドの方々がいて、陽気に応援してもらった。しばらく行くと、1位の選手が下って行った。 10分くらい経って、御嶽山山頂手前で2位の選手が下って行った。だいぶ差がある印象を受けた。御嶽山山頂で今回タイムは駄目だと直感していたので、時間もそんなに惜しくなく、売店でおもむろにランニングパンツのポケットから500円硬貨を取り出し、御嶽山山頂のバッジを購入した。せっかく山頂まで行っておきながら、バッジを持ってないことをこの2年間悔しく思っていたので、ある意味今日の目的はここで達成された。さすがに応援していた、売店の店主は驚いていた。日本陸上競技連盟競技規則に準じない、この大会の良さである。ここからお鉢巡りが始まる。下りで一気に抜いてやろうと思うが、下りは余計に足に負担が掛かり、攣りそうで、スピードが出せない。それでも前のランナーにプレッシャーをかけて、抜かせてもらい、さらに2人抜いたところで、両ふくらはぎが攣り、小休止し、せっかく抜いたランナーに抜かれた。賽の河原への下りで、弱気になっていたところを、ストックを持ったランナーに牛蒡抜きされたことで、目が覚め、前にいた遅いランナーたちを一気に抜けた。エイドで水を2杯いただき、頭、ふくらはぎにも水をかける。登りが始まり、歩いて登る。フラットや下りはある程度走れるので走ったせいか、抜かれずに行けた。三の池を巡り、ここからの登り返しが記憶では一番しんどかったが、今回もやはり辛かった。ただ途中で足が攣ったというランナーとしゃべりながら登れたのは救いではあった。賽の河原を走ったところで、今度は両腿の裏を攣った。油断ならない。エイドで再び、水2杯と、頭とふくらはぎに水をかけ、二の池へ。水色の綺麗な池を周回し、最後の登りである、御嶽山山頂へと歩いて登る。小雨が降って来た。山頂にさしかったら、雨粒も大きくなりだし、岩場の下りが滑りそうで怖かった。前にいるランナーを数人抜けたが、2回足を滑らせ、尻から転倒し、両ふくらはぎだか、腿だか攣った。もう今日は治る気配もなく、彼らを触発させないように、うまくなだめすかして付き合っていくだけである。田の原近くまで戻る頃には、土砂降りになり、第4チェックポイントでは、水をかける必要もないくらいだった。ここから魔のスキー場下りである。今年も腹筋を田の原までの下りで使ってしまい、わき腹が痛いまま下らないといけなくなった。おまけに、シューズの中に小石が入ってしまったらしく、一歩一歩足を踏むたびに足の指の爪の間にこの小石が食い込み、さながら拷問を受けているような感覚であった。攣る気配は薄れたのが唯一の救いだったか。雨もやみ、標高が低くなり、気温が上昇して来た。当然スピードも出ず、拷問に耐えかね右のシューズを履き直していた時に牛蒡抜きされた。シューズを履きなおしても余りことは改善されず、スキー場をなんとかクリアし、トレイルに入る。が、足も上がらず、スピードも上がらない。気分も乗らない。妻の記録を破る可能性もほとんどない。それどころか、一昨年の自己記録更新すら危うい。早く、アスファルトに出たいと思って走っていたが、いざ出てしまうと、だるくて仕方ない。思わず歩きたくなるが、我慢我慢。宿泊した旅館の前にある、修行用の滝で頭だけ修行し、ちんたら下る。最低地点まで下っても、フィニッシュまで3km以上もあり、一昨年は気持ちがキレてしまい歩いた。今年は30度を越える暑さもないので、歩きたくなる気持ちを抑えて、ヨタヨタと走った。とにかくスポーツ公園手前の坂までは走るぞと言い聞かせる。非常に長く感じられたが、坂に到達。もう走れない。歩いて坂を上り切り、フィニッシュまでも走る気にもなれず、歩くだけ。もちろんロードに出てから、15人くらいに抜かれただろう。最後の100mで試しに走ってみたら、行け、ダッシュでフィニッシュ。自己記録にも及ばず、残ったのは疲労だけ。バッジを買えたことがだけ収穫であった。風邪の影響で筋肉に損傷を及ぼすことは、フルマラソンの30km以降の経験から分かっていたが、今回は山岳でどうなるかを実体験できたことは収穫であったかもしれない。 2年前のレポートのしめくくりに「記憶に残るうちはトレイルランに出ることはなさそうだが、しっかり準備を積んでいれば、やり甲斐のあるタフな大会のように思う。」と書いてあるが、記憶も薄れ、しっかりと準備も積まずに出ただけの当然な報いを受けた気がする。今度こそ、記憶にしっかりと染みつけようと思う。御嶽山自体は非常に良い山なので、全く否定しないし、登山として再び登りたい山である。 (通過タイム 1:54:00/2:15:28/4:50:16/5:36:10//7:21:28) 86位 (スタート地点、フィニッシュ地点) (2011'8'31)

7月	大会	レポート
22日(金)	第64回富士登山競走	松谷
第64回富士登山競走に参加してきました。まず、この大会の僕の参加暦は・・・第３９回1986年（約４時間完走（記録不正確））第５８回2005年（８合目で時間切れ敗退）第５９回2006年（４時間２０分完走）第６０回2007年（３時間５４分完走）第６１回2008年（４時間１７分完走）第６２回2009年（レースが悪天候で五合目打切り）第６３回2010年（３時間４４分完走）今回、富士山頂への道として励んだトレーニングは例年とあまり変わりませんが、 ①５月１８日から平日には週２日ずつ、普段の朝ランの３０分で急坂インターバルを１１本ずつ合計９週間１９８本こなし、 ②６／５には前哨戦として八海山登山マラソンに参加。順位は前年キープするも、タイムが50秒ほど遅れてしまい少し不安。 ③６／２６（この日は御殿場口）、７／３、７／１０の３週連続で富士山現地練習を行い、 ④そのほかにも高尾や丹沢辺りの林道やトレイルで起伏走（←これは元々の趣味）もたびたび実施してきました。他に、対策としては、冬のフルで効果を実感したVESPA HYPER を服用。給水策としては、空ボトル持参。これは一計を案じました。僕はウエストポーチは上下動がイヤで、装着するときはキツく締めます。でも苦しいのでレースで使いたくない。そこで、頻繁にあるエイドのドリンクをしっかり飲むための補助のボトルを持っていくことにしました。これはダイソーで買ったドレッシングシェイカーです。（写真参照）フタとキャップがあり、フタを外してエイドでコップ２杯分をサッと注ぎ入れてフタを閉じて携行し、上部のキャップを開けて、ドレッシングの注ぎ口から一口ずつ飲みます。これ、うまく行きました。中身が無くなれば軽いので手に持って走っても苦にならず、ジャマになっても腰に巻いて携行したウィンドブレーカーの袖口の端を胸のゼッケンの安全ピンに留めて上向きにしておけば、その袖口にすっぽり収納できて邪魔になりません。ウィンドブレーカーを着たときはポケットに収まります。皆さんも、富士登山競走に参加の際は是非お試しください！さて、いよいよ富士吉田市役所から山頂を目指すレースの開始時刻の７時が迫り、僕は前方のＡブロックだったので、その枠の後方よりスタート。序盤はとにかく余裕を持って進んで行きます。この日は台風6号による低温で、スタート直後から涼しく走りやすい。例年なら日除けに必死で道路の左端の日影を進むところ、今回はどこを走ってもＯＫ。とはいえ３ｋｍも行けば森林の中に入り５合目までずっと日陰になります。とりあえず焦らず淡々と５ｋｍ富士五湖道路下を23'21"、７ｋｍ中の茶屋を34'23"、１０．５ｋｍ馬返しを55'49"と順調に昇り、2合目辺りまではほとんど走りを中心に進みましたが、たまにフクラハギが痙攣するのでその辺りから先は歩きに走りを混ぜるような感じで昇り、大過なく１５ｋｍ５合目佐藤小屋を1゜44'53"で通過。好タイムで、しかも比較的余裕を持って前半をクリアできました。この近辺では女子２位の落合選手が後ろから追い抜いていくので、しばし相前後して競うものの、まもなく６合目からの砂礫地獄でスタスタと先に行かれてしまいました。そう、６合目からは地獄の砂礫地帯が延々と続きます。これが苦手なんです。コースも九十九折（つづらおり）になっていて、無間地獄に嵌ってしまったような気分になります。でも、これは試走を何回か行うことで、実際は終わりがあることや、後どのくらいかなどの実感が備わってくるので気持ちが萎えずに持ちこたえることができます。ココ、実はかなり重要です。砂礫は足場が悪いので身体のバランスをとることがとても難しく、気持ちを保っていないと躓いたりするんです。６合目くらいまでに使い込んでヘタった足は、小さな躓きで重大な痙攣が発生したりするので、とにかく気持ちの余裕は大切なんです。気持ちは景色などでもチャージできます。今回は下界の眺めが美しく、助けになりました。さて、７合目に入ると溶岩を登る道になります。これは道とは言いにくい場所ですが、一応昇る場所は、他の場所に比べれば取り付きやすくなっています。這いつくばって昇るんですが、四つん這いになって手が使えるので足が死にそうになっているときはこれが逆に助かります。スタートからずっとパンツに挟んでおいた軍手がいよいよここで登場します。僕のやわな手は軍手があっても痛くなります。なお、普通ならスタートであれだけ肌寒いときは、五合目付近で寒くて軍手をはめるはずなのに、この日は何故かスタート地点と気温差があまり感じられません。それだけ僕が熱く燃えていたということでしょうか（笑）。で、ココをクリアするとまた砂礫が始まり、八合目、九合目とやっつけ、ラストの鳥居をくぐると、ついにゴール目前。ところで・・・ゴールがあることを信じて昇っていますが、この頃になると揺るがないはずの前提までもがグラついて疑心暗鬼になってます。実際、鳥居は幾つかあって、混乱していると、この鳥居はどこの鳥居？って感じで疑わしいのです。もし万が一、ゴール間近と誤解して実はまだ先だった～なんてことになったら、気力が粉々に砕けて前に進めません。なので何であれ簡単に信じてはいけないのです。そんなわけで、鳥居のところで応援の方から「さあラストだよ～がんばれ～」と言われたのを受け、つい「ほんとに～？」と返してしまいました。そしたらその方、「ホントよ～信じなさいよ～。」だって。僕も「は～い」と返してろくに動かない足でラストスパート。ほんとに本物のゴールに至りました。このとき、ずっと時計を見ずに昇ってきたので予想もせずにいた自分のゴールタイムが、ゴールに設置された大時計で目に飛び込んできました。やった！３７分台！短縮だ～と思わずガッツポーズでゴール。さて、そもそも今大会は、昨年にそれまでの自己ベストを１０分も短縮して飛躍していたので毎年うまくは行かないかもな～と疑心暗鬼だったのですが、とにかく「やるべき事はやろう」と２ヶ月半前から淡々と例年やってるプログラムをこなして来たわけです。・・・が、その結果は、昨年出した自己記録をさらに７分半短縮し、３時間３７分０９秒、当然順位も自身最高の１９９位。自分でも驚く好結果となりました。まあ、それでも田中さんや遠藤さんの足元にも及びませんが。でもこうも都合よく２００位を切れるとは思ってませんでした。これはひとつ勉強になりました。見通しを立てられるに越したことはないんですが、見通しが立たないときでも、何もせず・・・ではなく、できることはやって置くことが大切だということでしょう。ま、当たり前ですけれども。ところでこの大会、ひとつ難なのがゴール後。自力で１５００ｍ降りなければ帰れないのです。これがキツい。とにかく長くて厳しい下山。がんばっても１時間以上かかります。で、がんばれ～がんばれ～と自分に言い聞かせながら、耐えて耐えて五合目まで降りて、あとは大会バスで帰りました。まあ、結果よければ全てよし。めでたし、めでたし。 (ダイソーシェーカー) (2011'7'25)

5月	大会	レポート
8日(日)	5月練習会・野津田トラック練習	田中(一)
天気：快晴参加者：五十嵐、石井(彰)、頴川、亀井、田中(一)、田中(賢)、長澤(泰)、矢内、松田夫妻、橋本走友会のＫさん、Ｔさん、お友達のＴさん暑過ぎるぐらいの晴天に恵まれた中で、多彩な顔ぶれが集まり、久しぶりのトラック練習会が出来ました。メニューはレペテイションで3000ｍ(９時08分スタート)＋2000ｍ(９時30スタート)＋1000ｍ(９時45分スタート) 橋本走友会からの精鋭がレースを先導し、初参加の頴川君が追いかけて、その後に町田走友会のメンバーが続く。そして、矢内さん、いだ天クラブの松田夫妻と続き、最後に亀井さんが伴走者と一緒にゴールする。大体このパターンで、３本が消化された。亀井さんは休憩時間が少なくて大変だったと思いますが、良く頑張りました。初参加の頴川君も、大学受験による半年のブランクを気力でカバーしていました。亀井さんの伴走は、3000ｍは私。2000ｍと1000ｍは長澤さんが担当。私達の練習会が終わった後、青学大の駅伝部が16000ｍのビルドアップ走を開始。壮観な姿を暫く眺めてから、帰りました。午後４時頃、急な仕事のため練習会に参加出来なかった河合さんから連絡があり、「午後から１人で同じメニューをこなし、10分25秒、6分51秒、3分16秒で走れたよ！」との事でした。練習会に参加出来なかったのが本当に残念でしたが、このファイトには脱帽です。 (2011'5'9)
4日(水・祝)	有志によるマラニック	田中(一)
参加者：松谷、遠藤(治)、高橋、五十嵐、渋谷、田中(一) 天気：晴れ松谷さんと遠藤さんで企画していただいた今回の練習会は、前日からの雨が予報通りに上がり、当初は不参加を表明していた私も含めて有志６人で行って来ました。箱根湯本駅に８時20分頃到着し、準備を整えてセブンイレブンでお買い物。店の前にいたトレイルランナー風のサイクリスト３人組と脚の見せっこをしてから、８時45分に出発しました。箱根の外輪山を湯本から攻めて行くコースは３年前にも行い、その時の経験から着替えと長袖シャツ、ウインドブレーカー、給食、給水、救急用具等をしっかり用意して、押さえ気味のペースで進みました。主な地点の到着時刻と標高は、９時18分、塔ノ峰(566ｍ) 10時05分、明星ヶ岳(924ｍ) 10時42分、明神ヶ岳(1169ｍ) 11時27分、矢倉沢峠(867ｍ) 各地点で小休止を取りながら進み、ここでランチタイム。前週の武相マラソンの疲労が残っていた五十嵐さんは、残念ながらここで下山しました。昼食後は12時04分に出発し、 12時23分、金時山(1213ｍ) 多くのハイカーで賑わい、まるで原宿のようでした。 13時14分、丸岳(1155ｍ) 13時32分、長尾峠ここで行程会議を行い、みんな飲料水が乏しくなったので下山して仙石原経由で強羅駅を目指すルートに方針決定。 14時10分、仙石原の手前の自販機で給水。 14時43分、宮城野のセブンイレブンで練習終了。最後の３キロぐらいは緩い下りで、快調に飛ばしました。「あとは１キロも無いはずだから皆でゆっくりダウンしよう。」と言ったのは良いが、そこから強羅駅まで１キロ以上有り、しかも激坂上り！ … 15時05分頃、強羅駅到着。最後まで良い練習になりました。本日の走行距離：33.5キロ本日の行動時間：６時間本日の走行時間(田中)：４時間30分 65才の渋谷さんは休憩時間が少ないので５時間走っていたと思いますが、元気にゴールしました。凄い！帰りは「ひめしゃらの湯」で汗を流して、ビールを美味しく戴きました。幹事さん、お疲れ様でした。 (2011'5'6)

4月	大会	レポート
17日(日)	4月練習会・武相マラソン試走会	田中(一)
参加者：五十嵐、石井(彰)、河合、遠藤、奈良、矢内、亀井、田中(一) 新コースで開催される武相マラソンに向けて、試走会を行いました。朝８時に８名が集合して、いだ天クラブの人達と一緒に準備体操。 10kmコース(河合、五十嵐、石井)とハーフコース(遠藤、奈良、矢内、亀井、田中)に別れて、アップダウンの厳しいコースを10時過ぎまで走りました。大震災後初の練習会なので、みんなと走れる喜びを実感出来ました。

2月	大会	レポート
27日(日)	第65回高知マラソン【関門】20km:1時間30分、25km:1時間55分、30km:2時間20分、35km:2時間45分、40km:3時間10分	長澤(泰)
今年で第65回という、びわ湖毎日マラソンに次いで古い大会である。にもかかわらず、知名度の低さと開催時期の悪さのためか、昨年は参加者が100人を割っている。この大会では、前日のコース下見バスの運行、健康診断受診の義務、開会式・閉会式の参加義務、スペシャルドリンクの設置可、さらにはレース後は閉会式会場まで搬送してもらい、風呂に入れ、軽食も提供される。同日に行われる東京マラソンに比べればかなり地味であるが、参加料は1/2であるし、ランナーには至れり尽くせりな大会であると判断しエントリーした。前日は、桂浜周辺を観光し、下見バスに乗車。下見バスに乗ることで緊張感を高めるのが狙いである。コースは高知県庁をスタートし、日本3大がっかりの1つ「はりまや橋」をうかがいつつ、ひたすら東へ向かう。南国市、香南市に入り、20km過ぎで折り返し、再び高知市内まで戻り、都心を避け、〇〇の密輸が出来そうな、うら寂しい岸壁がフィニッシュとなる。例年は、2月上旬に行われていたので、季節風の影響を受け、往路は追い風で復路は向い風という話である。コースはいたってフラットで途中2,3回程高架があるくらいで、走り易そうである。やや郊外を走るので寂しい感じもするが、豊橋マラソン程田舎を走る訳でもない。キロ表示については、 5km間隔のキロ表示と残り5kmからは1km毎の表示で、それ以外は歩道に引かれた線が頼りになる。下見バス後の後に、医師から聴診器をあてられ、血圧を測ってもらい、 1,2分で健康診断は終了。その後、開会式があり、ありがたいお話と優勝カップ返還と選手宣誓がありお開きとなった。レース前日はがっつり食べたいので、繁華街を物色し、地元の食材を使った創作料理を奮発して食べた。スタートは9時なので、5時に起床。近場に24時間営業のレストランはなく、コンビニで弁当と味噌汁を買って、ホテルで食べた。 7時過ぎに会場に入り、コールを済ませ、スペシャルドリンクを預ける。今日は、15,20,25,30kmにザバススポーツウォーターを、さらに20kmにはザバスピットインリキッド, 25kmにはアミノバイタル SUPER SPORTSを置くことにした。今日の予想最高気温は17℃で、午後に崩れるらしい。既に10℃を超えているようで、グローブもアームウォーマーもいらない。スタート直前に荷物を預ければ良いので寒かったとしても、上着を着ていることは可能であった。 3分前くらいに適当に整列し、なんとなくスタートを迎える。招待選手の後ろ、2列目だった。 105人のエントリーで94人出走、うち高校生が6人もいた。スタートしてすぐに左折、路面電車の走るメインストリート。今日は3'50で行けるところまで行きたい。 100人に満たず、すぐに集団は形成されたが、集団の数は少ない。最初の1kmは3'50を切った。「はりまや橋」の近くにある仕掛時計が音を鳴らしていた。沿道の応援はパラパラとはいる。ペースが出来てきたが、どうも3'50まで上がらない。最初の5kmは19'31。3週間前の別大の内臓疲労が抜けなかったようだ。足のキレは今シーズン中では良い方だったので残念であった。無理をすることなく、3'55で行くことにした。いつのまにか後ろや横に集団が形成され、すごく走りにくい。 1人になりたくて離れようとするが、自分のペースが上がらないのか、追い付いて来るのか、集団から抜け出せず、ストレスがたまる。 10kmは19'42、15kmは19'38で通過。悪くはない。が、気温は上がって来て、給水とスポンジは毎回摂った。 17km過ぎの最高地点の高架を超えた辺りで、急に集団の後ろとなり、そのまま置いて行かれた。明らかにペースは落ち出し、20kmは20'00。ザバスピットインを摂る。日本製だけあって、味はまとも。やや元気になるが、早くも疲労感が出て来た。折り返し、中間点を1'23'23で通過。しばらく走るうちに、右脇腹が痛み出した。3週間前の別大でも脇腹痛があったが、原因が分らない。必然と4'30くらいのペースに落ち、苦しい。下手をするとサブスリーすら怪しいのではいう考えが頭を掠めた。 25kmは21'24。 25kmで苦しいながらもアミノバイタルのゼリーを食べ、徐々に脇腹痛も治まり出した。エネルギーはまだ残っており、 4分を切るのは無理であるが、ペースは上がった。大会の用意した監察用のバイクが並走して、イライラする。沿道の応援してくれる方々に手を振って応える。 2車線道路の左1車線を走らせてもらっているが、たまにこの車線まで強引に入り込んで来る車もいたので、わざと道路の中央を走ったりした。高知県内は阪神のオープン戦が開催されており、マラソンの知名度は低いようである。 30kmは21'39。徐々に疲れて来た。落ちて来るランナーを少しずつ拾う。ヘロヘロになった高校生が2人もいた。沿道の応援に応えながら、惰性でひたすら走る。 40km手前の橋が急斜面で実に苦しかった。ここを過ぎると、港湾地区に入り、予想通り、ひと気がさっぱりなくなった。足も重たく、最後の2kmが長い。残り、300mくらいで妻の応援を貰い、なんとかフィニッシュ手前で1人をかわして、フィニッシュテープを切った。 2'57'17[46位](19'31[38],19'42[37],39'38[36],20'00[45],H:1'23'23[46],21'24[47],21'39[49],21'57[46],23'11[47],10'15[46])。今治タオルを掛けてもらい、しばらく休む。パラパラと後続も帰って来る。サブスリーで完走したことだけが収穫だった。気温は上がったが、ほぼ無風だっただけに、万全の体調で臨めば、記録は狙える大会であることは間違いないように思えた。ジャンボタクシーで閉会式会場に搬送してもらい、風呂に入るが、湯船が余りの熱湯なせいで誰も入っていない。 4つのシャワーを巡って待ち、さっぱりとした後は、サンドウィッチ、バナナ、ソイジョイ、オレンジジュースを貰い、食す。その後、閉会式があり、 2'14'24の大会新で四国電力の長尾選手が優勝し、10位まで表彰された。特に5,6位で高校生が2人も入賞していたのが圧巻だった。今シーズンは腰痛と骨折で始まり、なかなか調子が出て来ず、別大辺りでやっとキレが戻ってきたが、本大会は3週間というインターバルではさすがに記録は望めなかった。まだ4月に長野マラソンを控えてはいるが、今シーズンを総括すれば、 9,10月の走り込みの段階が不十分であったために、土台がしっかりしないままシーズンに入り、中途半端なまま終わってしまった感が強い。来シーズンは、スピード練習もこなした上で万全の態勢でフルに臨めるよう準備を進めたい。 (開会式での選手宣誓、スタート、フィニッシュ地点、閉会式での表彰) (2011'3'8)
6日(日)	第60回全関東八王子夢街道駅伝競走	田中(一)
２月６日(日)曇り曇天ではあるが、あまり冷え込まず風も無く、レースには絶好の気象条件に恵まれた今年の八王子駅伝。しかし監督である私の配慮が足りず、もったいないミスを連発してしまった。１区の岡野さん。地元なので家族の方にスタート地点のサポートをお願いすれば良かったのですが、走る格好で30分前までにスタート地点へ行って待機する羽目になりました。運良く暖かかったので気合いで乗り切って頂きました。現在好調の岡野さんは、私の予想より早く中継所へ到着。気合い諸とも襷を外したら、結び目が抜けてしまい困った事に…。一方、大勢の選手達で賑わう中継所では、１区の選手の姿がまともに見えず、頼りのアナウンスも聞き漏らしてしまったのか？「呼ばれてないけど19分だから、そろそろ来る筈」と思って車道に出た所で、岡野さんを発見！すぐに貰いに行ったが10秒はロスしたようだ。岡野さんは中継ミスの事よりも襷が抜けた事を気にして「襷が外れた」と言いながら渡してくれました。私は襷を縛りながら気を取り直し、同じレベルの高校生と併走して、気象条件にも助けられたのか？目標より早く22分10秒位(自己計測)で３区の河合さんに中継できました。河合さんは絶好調で予想より30秒以上早く、19分06秒(自己計測)で走破したが、またもや中継ミス発生!?なんと30秒のロス！中継地点の様子は外からは見えず、アナウンスは奈良さんと岡野さん、少し離れた場所で私も聞いていたが誰も確認は出来なかった。あれだけ選手がなだれ込んで来るとナンバーを全てアナウンス出来ないですね。呼ばれて無くても予定より１分前になったら、呼ばれたような顔をして中継ラインに並ぶぐらいの指示が必要だと思いました。４区の奈良さんも先週の武相駅伝より快調に走れた様子で、せっかくの皆さんの好調を生かせなかった事に、監督として悔いが残りました。今回の教訓を今後のレースに生かしたいと思います。レース後はラーメン屋で1杯飲みながら、楽しめました。 (2011'2'6)

1月	大会	レポート
16日(日)	町田武相駅伝試走会	田中(一)
今年の武相駅伝で２連覇を目指す為、また、コースの一部変更もある為、試走会を企画し、極寒の中、７名が参加しました。この日は、あまりの寒さに体操なしでアップを始め (本当は寒い時ほど必要なのだが…)、皆さん車で来たので周回数を増やし、 4400ｍの一般コースを五十嵐、河合、崎田、松谷、林のメンバーで４周。 3100ｍの中学生コースを亀井さんが３周、田中(一)が５周しました。２周目のトライアルは走力の低い順にスタートし、前を追いかけながら実戦的な練習を実施。練習後は五十嵐さんの自宅で採れたミカンをごちそうになり、楽しい練習会になりました。 (2011'1'16)
10日(祝)	牛久シティマラソン	崎田
牛久シティマラソン　１０キロ　３０から３９歳の部１月１０日に牛久シティマラソンに参戦してきました！牛久大仏という、高さ１２０メートルの大仏を見るために当日は気温が低く風が強くスタート地点で、ガタガタと体を震わせながらスタートを待ちます・・・この寒さ、体感温度は河口湖よりも寒いです。そして、号砲が鳴りスタート！元気な高校生たちとモンテローザの選手が飛び出していきます。体が重いながらもついていきます。途中までラップを計測していたのですが１キロの入りが３分３２秒　エッ(+_+) 体が動かない(_; 目標タイムが３２分台のタイムのつもりだったのに遅すぎる・・・寒すぎて足のスネが張ってきた５キロの通過も１７分３０秒・・・目標が年代別で優勝・・・総合で１０位以内が目標だったのに「寒い思いまでして何しに来たんだと？」心の中で叫びました(笑) 徐々に体が温まってきて、前にいた高校生がジリジリと後退してきます。徐々に順位を上げていき、折り返しで年代別の順位を数えてみると４位・・・最低限、入賞（６位以内）は死守しようと目標訂正・・・地元の牛久走友会の海老原さんと競り合いを続けます！海老原さんは２０１０年大会で年代別５位、２００９年大会で年代別１位の実力者です。この大会は牛久走友会の方がボランティアで大勢参加しているようで係員の方達の「走友会頑張れっ！」の声援が多かったですで、なおさら地元住民に負けたくないと思い残り１キロでペースを上げます！海老原さんは、呼吸が自分よりも苦しそうだったのでついてこないだろうと思っていましたがついてきます・・・・速いランナーは根性が違いますなんとか振り切りゴール・・・３４分５秒という目標タイムに届かず・・・１０キロの走り方がわからずもっと速いペースで、先頭集団に食いついていけばよかったと反省。これからのフルマラソンに向けて、スピードをつけることが重要だと思いました。去年は呼吸が乱れないペースでのジョギングしかしなかったので今年は尾根緑道での坂道インターバルをして５０００ｍのタイムの短縮を狙っていこうと思います！ (2011'1'13)
3日(祝)	若葉台マラソン	田中(一)
参加者：石井(彰)、五十嵐、田中(一)、亀井、寄林１月３日(月)今日も晴天に恵まれ、若葉台正月マラソンに参加して来ました。まずは２キロの部。大勢の小学生に混じって亀井さんの伴走をしましたが、道が狭くて危ないレースでした。距離は１．８キロだと思います。石井さんは惜しくも４位、寄林さんが２位になりました。続いて５キロ。五十嵐会長が60才以上の部で、見事優勝。石井さんも力走。最後に10キロ。亀井さんの伴走の為に一緒に並んでいると、町田いだ天クラブの相良さんに声をかけられた。私がいだ天ニュースに投稿した案内記事を読んで、駆けつけたとの事。嬉しくなりました。 10キロのコースは起伏に富んだサイクリングロードの様な道を２周回る。雰囲気の良いコースなので、気持ち良く走れます。後半型の亀井さんは、最後の３キロを頑張ってペースアップしました。相良さんも１時間を切って喜んでいました。レース後にお楽しみ抽選会があり、ボックスティッシュ(５箱)を獲得。帰り道はティッシュ５箱をぶら下げ、亀井さんを伴走しながら帰り、今日の練習は30キロ以上になりました。 (2011'1'3)
2日(日)	練習会：箱根駅伝を見に行く会	田中(一)
参加者：神藏、斎藤、五十嵐、飯岡、河合、鈴木、松谷、田中(一)、大村、Ｍさん、Ｏさん今年で５回目の「箱根駅伝を見に行く練習会」。快晴の天気に恵まれ、楽しく走れました。まずは朝６時30分に神藏さんと斎藤さんが出発。マイペースで藤沢橋を目指す。続いて、７時25分頃に五十嵐さんと、町田いだ天クラブの飯岡さんが出発。最後に７時30分を過ぎた頃、河合、鈴木、松谷、田中の４名が自転車に乗った大村さんにサポートされながら出発。大和市に入ってから五十嵐さん達を抜いたが、その後トイレ休憩中に抜き返された。再び追いかけて抜いたが、残り５キロでトイレ休憩をしたら抜き返された。五十嵐さんはトイレに行きたくならないのだろうか？その後、三度抜き返して９時45分頃、河合、田中、松谷、鈴木、五十嵐、飯岡さんの順で藤沢橋に到着しました。 10時に遊行寺で先発した神藏さん斎藤さん及び、善行駅から歩いて参加したＭさんＯさんと無事に合流して記念撮影。駅伝観戦とスーパー銭湯を満喫して来ました。大村さん、サポートと記念撮影、ありがとうございました。 (2011'1'3)

簡単な感想でも良いですので、今後参加される方のためにも、レポートよろしくお願いいたします。